2017年02月21日

ボランティアさんがつなぐ命

仕事をしていて・・・・。
犬や猫、一匹でも多くを助けてあげたい。そんなことを思いつつも、
やはり、譲渡の対象から外れてしまう犬や猫たちがいます。

激しく人に攻撃性があったり、何らかの致命的な病気があったり。
そんな動物たちは、一般譲渡から該当を外されます。

もちろん、長い時間をかけて馴らしたり、たくさんの治療をすれば、
可能性があるかもしれません。
でもたくさんの動物たちがいるため、その子だけに係るわけにはいかず、
私たちの力だけでは、どうすることもできません。

そんな時、ボランティアさんたちが、
その子たちを救ってくれることが多くあります。

あと一歩なのに、どうしても攻撃性が出てしまう子を、
一時預かりし、しつけ直しを試み助けてくれたり、


病気であることを理解した上で、その子を飼ってくれる
理解のある優しい飼い主さんを、
人脈やネットへ情報を呼びかけ探してくれたりします。


誰もが躊躇してしまいそうな、ひどい皮膚の炎症でした。
投薬とシャンプーを繰り返し頑張って世話をしましたが、
正直なところ、それ以外何もしてあげられず、
新しい飼い主さんを見つけるには、
ボランティアさんだけが頼りでした・・・。

新しい飼い主さんが見つかり、幸せそうな姿を見ると、
飼い主さんと、ボランティアさんに、
感謝の気持ちでいっぱいになります。  


Posted by ファンタ at 23:36Comments(0)

2017年02月18日

サバイバルファミリー

過激な画像があります。ご注意ください。



矢口史靖監督サバイバルファミリー
末っ子と観てきました。
突然、電力が消滅!崩壊した東京から、生き残りをかけて、
家族がサバイバルする映画です。


内容は、ネタバレになるので書きませんが、
私の感想としては、なんだか
ウォーターボーイズやスイングガールズを手がけた矢口監督とは
ちょっと違った、作品だったのかな〜。

さて、基本コメディー作品でしたが、
私としては、少し辛い!!と感じたシーンがありました。

それは、主人公家族のマンション住人が、東京を次々脱出する中、
お隣さんが、東京脱出の際、部屋にペット(音声のみですが室内小型犬)を置いていくシーン。
え?え?え?って映画最中、胸が締め付けられました。
しかし、東京脱出には、足手まといになってしまうんでしょうね・・・。がーん

さらに別のシーンでは、
野に放たれたペットの大型犬たちが、野犬となって主人公家族に襲いかかりました!


私は、前職が酪農家でした。その立場から話します。
東日本大震災で、原子力発電所が事故を起こした際、周辺住人は強制退去となりました。
しかし、福島は一大畜産産地。周辺には、たくさんのなどの家畜がいました。
命ある者を置いてく辛さ・・・。

農家の人は、「水も餌もなければ、牛たちは死んでしまう。」柵を開けていった人もいました。

その一方、「牛は野に放たれれば、人間の力では敵わない、とても危険であることは、牛飼いとして一番知っている。」
といって、柵の中に閉じ込めたままにした農家の人もいました。


・・・。どちらが正解とは、言えません!!
どちらも正しいんです。
号泣

ペットと家畜は、もちろん別問題ですが、
今、ペット同行避難が、多くの自治体で可能となりました。
その一方で、まだまだ解決しなければならない問題もたくさんあると思います。
一番良いことは、もしも!に備え命を責任持って守ることができる飼い主になること。

もし、ギリギリの線にまで追い込まれたら、
みなさんなら、どうしますか・・・・?  


Posted by ファンタ at 07:38Comments(2)

2017年02月09日

井上小学校 盲導犬活動

今朝の朝刊。井上小学校『盲導犬募金25年目』
の記事が載っていました。

盲導犬購入の為に、子ども達が募金活動をする!
活動内容だけでも素晴らしい、しかも25年間も継続している。
今までに活動を通じて47頭の子犬盲導犬協会へ贈っています。
井上小は、個人的ににも食育講演で何度もお世話になりました。
http://usinchu.boo-log.com/e378523.html
とても素敵な学校です。にこにこ
そして、愛護センターのロビーには、井上小の盲導犬活動のきっかけとなった、
林先生と子ども達のボランティア物語の本や、
前山小から贈られ、交通事故の際、飼い主を守って死んだ
盲導犬サフィの本もあります。


愛護センターへお越しの際は、是非ご覧くださいねウィンク  


Posted by ファンタ at 19:34Comments(0)

2017年02月03日

旅立ちました

昨日、実家の母よりメールがありました。
愛犬、くろの悲報でした。(涙)
10月に、小学生の末っ子が、たまたま通学途中に
水路に落ちて鳴いていた黒シバを見つけました。
その犬は、長時間水路に落ちていたらしく、
かなり汚れて衰弱していました。
末っ子は、通学途中でしたが、私を呼びに走って帰ってきて、
二人で黒シバを助けました。
迷子犬として、動物愛護センターへ連れて行ったのですが・・・。
すぐ飼い主が見つかるだろうと思われていた黒シバは、
その後も飼い主は現れませんでした。
(老犬だから、捨てられてしまったのかな・・・・。)

老犬で、フィラリア陽性ということもあり、
一般譲渡へは難しいこともあり、
私たちが引き取り、「くろ」と名付けられ、
実家の両親がとても可愛がってくれました。
年末には、くろが自由にたくさん歩けるよう、
大きな犬小屋も作ってあげました。

目と足が不自由で、少し痴呆症状はありましたが、
老犬でありながら元気一杯で、
母と畑に行くのが大好きな犬でした。
一昨日、いつものように元気に母と畑へ行き、晩御飯も食べましたが、
次の日、眠るように死んでいました。
正直、ショックでした。我が家に来て、たった数ヶ月。
家族や周りの人たちは、「きっと幸せだったよ」と助言してくれますが、
もう少し、くろに何かしてあげれたのかな。母にも、くろを迎えたことで、かえって辛い思いをさせてしまったのかな。
と少し反省しています。
  


Posted by ファンタ at 20:52Comments(2)