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2017年02月18日

サバイバルファミリー

過激な画像があります。ご注意ください。



矢口史靖監督サバイバルファミリー
末っ子と観てきました。
突然、電力が消滅!崩壊した東京から、生き残りをかけて、
家族がサバイバルする映画です。


内容は、ネタバレになるので書きませんが、
私の感想としては、なんだか
ウォーターボーイズやスイングガールズを手がけた矢口監督とは
ちょっと違った、作品だったのかな〜。

さて、基本コメディー作品でしたが、
私としては、少し辛い!!と感じたシーンがありました。

それは、主人公家族のマンション住人が、東京を次々脱出する中、
お隣さんが、東京脱出の際、部屋にペット(音声のみですが室内小型犬)を置いていくシーン。
え?え?え?って映画最中、胸が締め付けられました。
しかし、東京脱出には、足手まといになってしまうんでしょうね・・・。がーん

さらに別のシーンでは、
野に放たれたペットの大型犬たちが、野犬となって主人公家族に襲いかかりました!


私は、前職が酪農家でした。その立場から話します。
東日本大震災で、原子力発電所が事故を起こした際、周辺住人は強制退去となりました。
しかし、福島は一大畜産産地。周辺には、たくさんのなどの家畜がいました。
命ある者を置いてく辛さ・・・。

農家の人は、「水も餌もなければ、牛たちは死んでしまう。」柵を開けていった人もいました。

その一方、「牛は野に放たれれば、人間の力では敵わない、とても危険であることは、牛飼いとして一番知っている。」
といって、柵の中に閉じ込めたままにした農家の人もいました。


・・・。どちらが正解とは、言えません!!
どちらも正しいんです。
号泣

ペットと家畜は、もちろん別問題ですが、
今、ペット同行避難が、多くの自治体で可能となりました。
その一方で、まだまだ解決しなければならない問題もたくさんあると思います。
一番良いことは、もしも!に備え命を責任持って守ることができる飼い主になること。

もし、ギリギリの線にまで追い込まれたら、
みなさんなら、どうしますか・・・・?  


Posted by ファンタ at 07:38Comments(2)