サバイバルファミリー
過激な画像があります。ご注意ください。
矢口史靖監督の
サバイバルファミリーを
末っ子と観てきました。
突然、電力が消滅!崩壊した東京から、生き残りをかけて、
家族がサバイバルする映画です。
内容は、ネタバレになるので書きませんが、
私の感想としては、なんだか
ウォーターボーイズやスイングガールズを手がけた
矢口監督とは
ちょっと違った、作品だったのかな〜。
さて、基本コメディー作品でしたが、
私としては、少し
辛い!!と感じたシーンがありました。
それは、主人公家族のマンション住人が、東京を次々脱出する中、
お隣さんが、東京脱出の際、
部屋にペット(音声のみですが室内小型犬)を
置いていくシーン。
え?え?え?って映画最中、胸が締め付けられました。
しかし、東京脱出には、
足手まといになってしまうんでしょうね・・・。
さらに別のシーンでは、
野に放たれたペットの大型犬たちが、
野犬となって主人公家族に
襲いかかりました!
私は、前職が酪農家でした。その立場から話します。
東日本大震災で、
原子力発電所が事故を起こした際、周辺住人は
強制退去となりました。
しかし、福島は一大畜産産地。周辺には、たくさんの
牛、
豚などの家畜がいました。
命ある者を置いてく辛さ・・・。
農家の人は、
「水も餌もなければ、牛たちは死んでしまう。」と
柵を開けていった人もいました。
その一方、
「牛は野に放たれれば、人間の力では敵わない、とても危険であることは、牛飼いとして一番知っている。」
といって、
柵の中に閉じ込めたままにした農家の人もいました。
・・・。どちらが正解とは、言えません!!
どちらも正しいんです。
ペットと家畜は、もちろん別問題ですが、
今、
ペット同行避難が、多くの自治体で可能となりました。
その一方で、まだまだ解決しなければならない
問題もたくさんあると思います。
一番良いことは、
もしも!に備え命を責任持って守ることができる飼い主になること。
もし、ギリギリの線にまで追い込まれたら、
みなさんなら、どうしますか・・・・?