実業団駅伝 犬の事故 2
実業団駅伝の犬の事故の続き・・。
さて、この
事故の原因を探ってみると、
犬は、たぶん
テリア系の中型サイズ。子犬との報告は、もしかしたらもっと大きくなる犬かもしれませんね。
テリア系は・・、もともと猟犬なんです。
「テリア」とは、ラテン語で「穴」。穴に入り込んだ獲物も狩るから。
すなわち、かわいいと思われているテリア系でも、
先祖はとても勇敢な性格なんです!
普段は
大人しい犬でも、先頭集団の選手たちが通過したら、周りの観客は沿道から大声で歓声をあげ、
犬にとってみては、
非日常的で、もしかしたら
怖かったかもしれません!
しかも・・・。飼い主と思われる高齢の男性は、
左手にお孫さんを抱え、片手のみで犬のリードを握って、
沿道ギリギリの場所で応援をしていました・・・。
そりゃ、犬も飛び出るはな~。
しかも運の悪いことに・・・。
クライ選手は、
高く脚を上げ、上手く犬をかわしましたが・・・。
リードに反対の
脚を引っ掛け、
大きく転倒しました。
その間、
2~3秒ほど。
大した時間ではない。と思われるかもしれませんが、
時速20キロほどで走りぬくランナーたち。
その遅れは、
距離にして15メートル以上の差になります。
私は小中高と陸上部で、種目は長距離でしたから、
そのアクシデントが
選手に与えた影響の大きさはよくわかります。
しかも、
脚も痛い。
それでも、なお全力走りぬき、好位置でタスキをつないだ
クライ選手は立派ですね。
さすが、
仙台育英高校時代から、インターハイで
長距離の覇者だけはありまります。