› 保護犬ふぁんた☆へなちょこdays › 虹の橋の話

2017年05月27日

虹の橋の話

昨日の夕方、私の家からもとても綺麗な虹を見ることができました。
それは、今までに見たことも綺麗な虹で、しっかり七色が確認できる、
パーフェクトレインボーでした。(しかも二重に見えました)

「虹の橋」という話を知っていますか?
この世を去ったペットの魂は、虹の橋のたもとにある
一面に緑の草原が広がる楽園に行きます。
その楽園は、食べ物も水も用意された暖かい場所で、
老いや病気から回復した元気な体で仲間と
楽しく遊び回ることができます。

しかしたった一つ気がかりなのが亡くなったペットにはあります。
それは、現世に残してきた大好きな飼い主のことです。
そして何十年も先、ペットの目に、草原に向かってくる人影が現れます。それは愛した飼い主。
懐かしいその姿を認めるなり、そのペットは喜びにうち震え、
仲間から離れて全力で駆けていきその人に飛びついて顔中にキスをする。
この場所でペットと人々は再会し、虹の橋を共にわたって、
天国へと入って行くという素敵なお話。

また、「虹の橋」の手前には、「雨の地」があるそうです。
そこは、愛したペットと別れた飼い主の涙の地・・。


昨日の綺麗な虹が見えた、ほんの数時間前、
犬ボランティアの定例会でした。
その席で、久々に参加してくれたメンバーがいました。
ボランティア初期のメンバーで、
17歳のラブラドールの活動犬のハルちゃんと
一緒に参加してくれました。
大型犬は短命と言われるラブラドールでの17歳は、本当に長寿。
寝たきりのハルちゃんではありましたが、
飼い主さんの手厚い老犬介護のもと、
穏やかに老後を過ごしていました。
私にはマネ出来ない程の、懸命な世話と深い愛情。
さすがに、優秀な訪問活動犬を育て
共に暮らしてきたボランティアメンバーさんだと、
二人のその姿に感動し、目頭が熱くなってしまいました。

「どうしたら人はこんなのにも、
ペットを愛することができるんだろうか・・。」

少し考えさせられてしまいました。
高齢になって捨てられてしまったペットたちを、
センターで世話をしていると、
この子は、どんな一生を過ごしたのかなと
悲しくなってしまいます・・・。


9歳を迎え、最近少しだけ歳を感じるようになった「ふぁんた」
もしふぁんたが、高齢になった時、
ハルちゃんみたいに穏やかな老後を過ごせてあげられるだろうか?
もし、ふぁんたがこの世を去った時、虹の橋の前で、私をずっと待っていてくれるのだろうか?

みなさんにお願い。
これは、センター職員としてやボランティアメンバーとして
言うのではありません。
一人のいち飼い主として、お願いします。

どうか、ペットたちを最後まで、愛してください!
決して、高齢になったからといって手放さないでください!
ペットたちは、過去を振り返ることも、
未来を想像することもありません。
飼い主さんと、共に過ごす「今」が一番大切で、尊い時間なんです!

綺麗な虹を見て、そんなことを考えた1日でした。
虹の橋の話



Posted by ファンタ at 21:31│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
虹の橋の話
    コメント(0)